2025年1月24日、25日の二日間にわたり、フランス・パリのマレ地区において、「360°よねざわオープンファクトリー in パリ」と題してポップアップイベントを開催した。
雪と歴史の街である山形県米沢市は、古くから織物の生産が盛んに行われ、紡績・染織・縫製を一括してひとつの地域で生産することができる服飾産業の技術が集まった街であり、その高い技術と品質は世界有数のハイブランドの製品にも貢献している。360°よねざわオープンファクトリーは、米沢市を拠点に服飾関連製品の製造を行う企業が協働して、独自の技術と文化の発信と新たな創造に取り組むためのプラットフォームとして2022年から日本国内を中心に活動を行ってきた。 ※JNTO、JETRO、大使館などの企画ではなく、完全な米沢独自企画です。
備考:第三回よねざわオープンファクトリーは2025/9/11(木)-13(土)で開催予定
また、海外PRの取り組みは、2月末にインドレクサスと一緒にインドにてレクサスオーナー向けにワークショップを実施予定、3月に羽田空港にて東京クリエイティブサロン×万博の企画の一部として全国の尖ったオープンファクトリーを外国人へPR×物販の予定、5月にアメリカロサンゼルスにおいて物販+PRイベントを実施予定。
2024年に開催された第二回360°よねざわオープンファクトリーではものづくり企業22社、飲食10社の合計32社が参画し実施しました。今回開催したパリでのポップアップストアでは、近賢織物有限会社、㈱新田、㈱nitorito、山口織物鷹山堂 有限会社が参画し、実現しました。
物品としては、展示用として㈱新田の着物。販売物品として、nitoritoさんのマフラー、新田さんのバック、名刺入れ、シュシュなどの小物、鷹山堂さんのバックや風呂敷などの小物、近賢織物さんの作務衣および帯をお持ちしました。
会場については、マレ地区より選定。

実施会場周辺に関する情報
2日間で100名程度のお客様が来訪。 今後につながる様々な意見交換やネットワークキング活動を実施。
ポップアップストアを訪れた人々からは、「見たことのない生地のパターンが気に入った」(イスラエルのファッションデザイナー)、「日本の文化はパリでも広く知られており、素敵だと思った」(パリ在住の市民)、「日本のことを学びたいと思った」(パリ在住の学生)といった反応が寄せられた。
本企画では、よねざわオープンファクトリー360°が目指す、生産地域全体のブランド化のための情報発信を実施することができ、今後につながる様々な意見交換や交流活動の機会となった。この結果をさらに精査し、今後の活動展開や商品化に活用していく。
また事前のイベント告知では4万回を超えるインプレッションを集め、高い関心を集め、広く認知を取れた。
当日の様子

会場の様子

来訪対応①

来訪対応②

来訪対応③

来訪対応④

通りの様子

会場の様子

展示商品①

展示商品②